当院ではできるだけわかりやすい説明で、不安を感じるとこのない治療を目指します。不安な点があれば、何でもお気軽にご相談ください。ご理解いただけるまで、ていねいに説明いたします。あなたのかかりつけ医を目指して、患者様のご希望に添える治療を心掛けております。
日本の医療は保険診療と自費診療(自由診療)とに分けることができます。保険診療は厚生労働省が指定した保険制度に準じて行う診療です。当院も保険診療を行っておりますので初診時と毎月の月初めには必ず保険証を持参・提出してください。
基本的には保険診療で多くの治療を受けることができますが、歯の治療では材料や技術によって、保険の利くものと利かないものがあります。患者様に納得して治療を受けていただくために、わかりやすく説明いたします。例えば自費診療ならば、どんな材料を使い、どんな特徴があるのか、自己負担の費用はいくらなのか等、きちんと説明して不安を感じることのないように努めております。
歯の表面が酸により溶け始めている虫歯の前兆です。自覚症状が無く、見た目に虫歯とはわかりにくく、歯の表面の透明感を失い白濁した状態です。
C0よりも虫歯が進行した状態で、歯が黒くなったり茶色くなります。エナメル質には神経が無いので、ほとんど自覚症状がありません。
C1よりも虫歯が進行した状態で、エナメル質を貫き象牙質に進行した状態です。冷たいものや甘いものでしみたりしてきます。
C2よりも虫歯が進行した状態で、象牙質を貫き神経にまで進行した状態です。噛んだり食べ物が穴に入ると激痛が走ったり、何もしなくても痛みを感じる事があります。
C3よりも虫歯が進行した状態で、歯もボロボロに欠けたり、神経は壊死してしまい痛みがなくなります。この状態でしばらくいると、根の先に膿の袋が出来る事があり、そうなると再び激痛になる事があります。
歯科治療も他の医療分野と同じように、早期発見と早期治療がとても大切です。治療は遅れれば遅れる程、治療期間・痛み・経済的な負担などが増えていってしまいます。歯が悪くなってからそこだけを治療する事よりも、病気や異常が起こる前に発見し、防ぐ事が最も良い方法です。その為には定期検診が不可欠です。何も自覚症状がなくても、3ヶ月に1回は定期健診を受けるようにしましょう。
PMTCとは、歯科医院で行う専門的な歯のクリーニングのことです。ご自宅での正しい歯磨きはもちろん重要ですが、どうしても歯ブラシと歯磨き粉だけでは取りきれない汚れがあります。当院では細菌の除去だけでなく、エアフローを使ってしっかりと着色汚れも取り除いております。お口の中をスッキリさせて、歯本来の色を取り戻したい方は、お気軽にクリーニングにお越しください。
フッ化物によって唾液内のミネラルが歯につきやすくなり、再石灰化を促したり、歯を酸化から守ってくれます。唾液の機能が弱い発育段階の乳幼児や、食生活が乱れがちな成人の歯周病対策にも効果的です。
歯周病は、プラーク(歯垢)が原因となって引き起こされる歯ぐきの病気です。また不摂生な生活習慣も歯周病の発症や悪化の要因の1つとされています。近年の研究により、歯周病は勃発期(悪化する時期)と静止期(悪化しない時期)を繰り返しながら進行していくということが分かりました。歯ぐきの腫れや膿、痛みなどが感じられたら、早急に相談しましょう。
以下の項目にあてはまる症状がありましたら、歯周病にかかっている可能性があります。お早めにご相談ください。
□ 歯を磨いたときに出血することがある | □ 食べ物が歯の間に挟まりやすい |
□ 歯ぐきが赤く腫れている | □ 歯が長く伸びた感じがする |
□ 口臭がする | □ 歯がしみる |
□ 口の中がネバネバする | □ 歯ぐきが時々腫れる |
□ 歯がぐらぐらする | □ 歯ぐきがむずがゆい |
歯を削る治療をした後は「詰めもの」「被せもの」と呼ばれる人工の歯を装着することになります。保険診療では「金銀パラジウム合金」いわゆる銀歯になります。しかし最近は審美性を求める方も増え、自由診療で白く違和感のない素材を選ぶこともできます。今では素材の開発が進み、見た目・耐久性ともに優れたものが増えてきました。自由診療をご希望の患者様には、材料や費用のことなど丁寧に説明いたします。そしてご納得の上で診療に入りますので、 ご相談ください。
前歯2本が虫歯になり、以前治療した部分も変色して見た目が悪くなっています。 | ![]() | ![]() | ![]() | 前歯2本を治療。隙間もなくなりとてもキレイになりました。 |
奥歯にインレー(小さな詰め物)があり、口を開けると気になります。 | ![]() | ![]() | ![]() | 自分の歯に合った色合いで、自然な仕上がりになりました。 |
奥歯にクラウン(被せもの)があります。最近は奥歯の見た目も気にする人が増えています。 | ![]() | ![]() | ![]() | 治療完了。おおきく口を開けて笑っても白い歯が見え違和感がありません。 |
幼少期は日々成長をしていくため、発育段階に合わせて適切な歯のケアを行っていくことが重要です。歯ぎしりが顔の成長に悪影響を与えたり、残っている乳歯が永久歯の邪魔をして歯並びが悪くなったりすることがありますので、定期健診に通いながらしっかりと早めの処置を行っていくようにしましょう。当院では、検診時に歯ブラシや歯磨き粉の選び方などもアドバイスさせて頂いておりますので、お子さんの歯のケアで分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
当院では、事前に虫歯を予防するための措置を行っております。フッ素は、定期的に歯に塗布することで、虫歯菌に負けにくい強い歯を作っていくことをサポートします。また、特に虫歯になりやすい奥歯の溝をあらかじめプラスチック素材で埋めてしまうシーラントも虫歯予防に有効です。
歯並びが悪くなると、見た目が気になるのはもちろんのこと、噛み合わせの悪さから脳の発育にも支障をきたすことがあります。特に以下のような状態になっている方は、早めの矯正治療のご相談をして頂ければと思います。